10. 12 オリヴィエ・ローランジェ国際料理コンクール 第3回日本大会報告 高校の部3位

2024.10.14高等部 お知らせ調理科

10月12日(土)北海道室蘭市の天気は快晴、半袖で過ごせるくらいの過ごしやすさでした。鹿児島から室蘭市に前日入りした溝上君は,開会式参加後、翌日使用する調理器具の使い方の確認と食材の調達を現地のスーパーでし、大会当日に備えました。
日 時:10月12日(土) 6時15分〜19時
場 所:北斗文化学園インターナショナル調理技術専門学校(北海道 室蘭市)
大 会 内 容:ファイナリスト12人が、10分の時間差で調理を開始し、同じ食材でレストラン向け(2時間半)と家庭向け料理(30分)の2種類の料理を時間内に作り、おいしさ、見た目の美しさ、経済性、サステナビリティ(食材の調達にどのくらい関わってこだわったのか)を 実技審査の部とプレゼンテーションの部で競いました。
本場フランスから実在のレストランのシェフやフランス在住の日本人シェフ、フランスの調理師専門学校の先生方、メディア関係者などなど、実技審査の部とプレゼンテーションの部で審査を分担し,1人1人の参加者たちの審査をしていきます。
本校の溝上君は、ヒラメとバナメイエビをメインに実技審査に臨みました。
当日の早朝6時15分に集合し、諸説明があった後、順番を決めるくじ引きがあり、なんと“1番”を引き当てる引きの強さ!
7時半から溝上君の戦いは始まりました。調理をする彼の周囲には4人の審査員。調理室内は空気が張り詰め、みな黙々と調理をしていました。
<大会当日の日程>
6:15~    参加者集合 → 全参加者へ諸注意など説明+順番を決めるくじ引き
<1番の溝上君の場合>
7:30 ~     (15分)調理台で準備
7:45~10:15   (150分)レストラン向けの料理調理時間
10:15~    (15分)(軽く)片付けと準備
10:30~11:00 (30分)  家庭向けの料理調理時間
11:00~ 調理台の片付け
(片付けが終わり次第、お昼ごはん(カレーを頂きました)
 1番のプレゼンテーション開始時間  14:15~ (約15分)   (*実際は、15分以上)室内には、本人以外誰も入れない為、待つ参加者や引率者には、緊張感が漂っていました。
<溝上君のエントリーした料理 (レストラン用)>
<溝上君のエントリーした料理 (家庭用)> 調理されたものを6人の審査員が試食します。試食審査員のグループは、2グループいます。つまり、12人(フランス人、日本人(関係者やフランスから来日した審査員)次から次へと試食していきます。アシスタントの人たちが、地下の調理室から2階の審査員のいる部屋まで階段を10分おきに上がったり下りたり、料理や試食後の食器を移動していきます。
1番~12番までの料理が出揃いました(下↓)。この後は、プレゼンテーションの部が始まります。片づけが終わったら、各自プレゼンテーションの準備をします。
<次の日(講演会と閉会式)> (栗林商会アリーナにて)
<閉会式と表彰式>
閉会式直前に、参加者にはコックコートのプレゼントがありました。そして、そのお揃いのコックコートを着て、閉会式に参加しました。
 フランスにいるオリヴィエ・ローランジェさんともZOOMで繋ぎ、直接メッセージをもらいました。
💯溝上君、3日間フランス語をたくさん浴びて、よく頑張りました!これからも日々研鑽し,がんばりましょう!また,今回のコンクールで学んだことを,クラスメイトや後輩たちにも共有できるといいですね。フランス語にも興味がわいたかな?