7月10日(金)には今月の特別活動として「四条町と大船鉾」と題し、四条町大船鉾保存会理事の中野敬氏にご来校いただき、「日本三大祭り」の一つに数えられている祇園祭についてのお話を聞く機会をもちました。
日頃、「コンチキチン」という祇園囃子(ばやし)とともに町に飾られる「宵山(16日)」や「山鉾巡業(17日)」ということは知っているものの、そもそも祇園祭りとは都で疫病が大流行したことに端を発し、この災いを払おうと平安京の広大な庭園に当時の国の数である66の鉾を立て、神に祈ったのが始まりであるということを再認識しました。
さらに前祭(さきまつり)や昨年度からなぜ半世紀ぶりに後祭(あとまつり)が復活したのかなど、神村学園京都校の位置する四条町辺りの当時の呉服産業とも多いに関連があったことなど、新ためて知ることができました。
鉾の中でも大船鉾(おおふねほこ)の正しい読み方や、特に船の形に仕上げることの難しさなど、普段の和気あいあいの様子ではなく、興味深い関心の目で話に聞き入っているみなさんでした。
あとは天気に恵まれることを祈りましょう!!
大船鉾(おおふねほこ)
ちまき:ちなみに食べられません(笑)
各家の軒先に飾ります。
「蘇民将来子孫也」の意味は何でしょう?