2017年3月27日(月)
東京都立川市の国立音楽大学オーケストラスタジオにて行われました,第21回全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト高校生部門に須納瀬琳香さん(高等部1年)が出場いたしました。
結果は第2位ということで,立派な結果を持ち帰ってきてくれました!
(シャイな須納瀬さん,今回は恥ずかしいということで写真NGでした。残念!)
色々な楽器が一緒のコンクールで結果を出すのは難しいことだと思います。そんな中,一年生で二位は大したものです。
本人は「悔しいです。」の一言でしたが。
ただ,話を聞いてみると自己分析がよくできています。
一つミスをしたが,それがうまくいっていたとしても2位だっただろうと。
自分のいい演奏も悪い演奏もわかっていないと,この判断はつきません。
地区予選から九州大会,全国大会と曲と向き合い続け,日を追うごとに中身が本当によくなっていきました。元々あまり好きな曲ではなかったようですが,最後には気持ちも変わったんだろうなというのが聴いているだけで伝わる演奏をしていました。
全国大会の本番はどんな演奏だったのかな。
聴きたかったですね。
中学生の頃まではきっと自由に演奏してそれが自然と結果に繋がっていたけど,高校生になりどんどん状況が変わってきました。周りからの高まる期待とプレッシャー,伸し掛かる責任に押しつぶされるんじゃないかと心配になることもあります。
芯が強い分,身を削ってしまうところがあるので,時にはリラックスもして進んでいってもらいたいと思います。ずっと気を張りっぱなしだと人は壊れてしまいますからね。
この一年,本当によく頑張りました。
これからまた,たくさんの素敵な演奏を聴かせてくださいね!