「あの子かわいそうだったねー。」と試合後に話す選手2人。
今回はバド部に9月から入った新入部員にとってはデビュー戦でした。とはいえ、まだまだ動きもバドミントンのものではない初心者です。
今回の大会はダブルスで行われましたが、基本的にダブルスで行われるゲームは「弱い方を狙う。」が鉄則です。
なので出来るだけ能力が近い選手同士でダブルスを組むのですが、混合ダブルス(男子と女子がペアを組む)では男女の差もあり、女子の選手が狙われがちです。顧問の私と新入部員のペアで出場しましたが、試合中は当然新入部員の女子にシャトルが飛んできます。
その作戦は当然のものであり、私が対戦相手であっても同じことをすると思います。市民大会であれ、C級であれ、真剣勝負の場ですから。
予選のグループリーグ1戦目に私たちのペアが負けた後に、試合を見ていたほかの選手が「あの子かわいそうだったねー。」と話をしていました。それを聞いて新入部員は涙を流して悔しがっていました。
しかし、その後しっかり気持ちを切り替え、残りの試合を戦い抜きました。その切り替えがなければこのペアで準決勝まで残ることはできなかったと思います。
確かにまだみんなと同じ土俵には立てていない。でも、この経験は必ず次に活きるはずです。練習がんばりましょう。